スタンド・バイ・ミー(ネタばれあり)
引用元:
https://eiga.com/movie/45887/gallery/2/
モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
引用元:
今回はかなり有名な作品を紹介します。
おそらく、ストーリーは知らなくてもタイトルは耳にしたことがあると思われる、
"スタンド・バイ・ミー(stand by me)" です。
私が初めて観たのは19歳の時で、その時に感じた事をメモに丁寧に残してたみたいなので、その時の文章を引っ張ってきます。笑
そのため文章がレビューっぽくなりますがご了承ください<(_ _)>
今回は少しだけ、
ネタばれありなので、ここから先を読まれる方はご注意ください。
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引用元:
フォトギャラリー - スタンド・バイ・ミー - 作品 - Yahoo!映画
最高の映画だった。
混じり気の無い、純粋な「友情」が胸を刺すくらいに伝わってきた。
子どもの頃というのはこんなにもありのままで、こんなにも正直で、こんなにも純粋だったのか。
とても涙なしには見れない。
引用元:
フォトギャラリー - スタンド・バイ・ミー - 作品 - Yahoo!映画
主人公はゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人。
皆小学生だが、それぞれこころに抱えているものがある。
引用元:
Gordon LaChance | Stephen King Wiki | FANDOM powered by Wikia
ゴーディ・ラチャンス(ウィル・ウィートン)
ゴーディは優秀だった優しい兄を亡くしているが、それ以降家族は自分を要らない存在だと思っている、と感じている。
4人の中での頭脳的存在。
引用元:
10 Beautiful Life Lessons I Learned From Chris Chambers In ‘Stand By Me’ | Thought Catalog
クリス・チェンバーズ(リヴァー・フェニックス)
クリスは町の札付きの悪である兄の弟のため、誰からも悪党だと決めつけられている。
しかし、根は誰よりも優しく、誰よりも仲間思いである。
この4人の中ではリーダー的存在。
引用元:
The Day I Became A Kid From Stand By Me | Cinema Faith
テディ・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)
テディの親は暴力を振るう元軍人でテディ自身も暴力を受け、耳を負傷しているが、それでも父を尊敬していて、父のことを馬鹿にされると本気で立ち向かっていく。
4人の中ではよく暴走している。
引用元:
Imagen - Vern Tessio SBM.jpeg | Doblaje Wiki | FANDOM powered by Wikia
バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)
バーンはとにかくおとぼけキャラ。
よく仲間からいじられるが、いい意味で4人の中では愛されている。
バーンの盗み聞きからこの4人の冒険が始まる。
引用元:
https://www.dieponderzoek.nl/de-avontuurlijke-kinderwereld-bestaat-niet-meer/
やはり印象に残るのはクリス。
小学生の子どもであるが、1人の男として本当に素晴らしく、僕は今までこんな人に出会ったことがない。
がきんちょのリーダーでありながら、仲間のことを一番に思い、仲間のためなら自分の身も厭わない。
決して驕らず、仲間に悪いことをしたと思ったら直ぐに仲直りを自分から申し出る。
仲直りというと子どもらしいが、またそこのギャップが面白い。
クリスの行動、言葉のひとつひとつが本当に印象深く、心を揺さぶられた。
しかし、クリスがやっていることを同じようにできる大人はそういないだろう。
クリスがいなければ、この4人の冒険は達成し得なかったはずだ。
いや、そもそもこの4人の誰1人として欠けていては達成できなかったことだと思う。
1度見ただけではとても文章に表しきれない。
何とも言えないこの感情。
観ているうちに、気づけば僕もこの4人と一緒に冒険していた。
できることなら子どもの頃に戻りたい、そう思い起こさせるほどの、夢を見ているような、そんな映画であった。
友情とは何なのかを改めて思い出すことのできる、素晴らしい作品だと思う。
これからの人生で、また何度も見ることになるだろう。
20歳になる前に見れてよかった。
引用元:
I Miss My Childhood: Movie Quotes: Stand By Me
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数年前の壊れかけのiPhone4Sに残っていたメモを書きだしながら、今の自分もまた久しぶりに見たくなってきました。笑
19歳の時にスタンドバイミーを観終わった後、なんとも表現できない感情におそわれて、無心でメモに感じたことを書いた記憶が蘇ってきました。
それだけ魅力のある映画なんですよね。
なにより音楽が素晴らしくマッチしていて、映画本編同様、長く愛されていますよね。
ちなみにクリスの兄役ではキファーサザーランドも出演しています。(海外ドラマの24が主な作品ですね)
そして、私がかなり影響を受けたクリスことリヴァー・フェニックスなのですが、彼は若干23歳という若さでこの世を去っています。
まだまだ若く、これからが期待されていた俳優でしたので、残念でなりません。
私自身も現在24歳で、改めて初心を思い出すためにも、もう一度スタンド・バイ・ミーを見返したいと思います。
今回は少しだけネタばれしつつ紹介しましたが、それだけ深く伝えたくなる作品でした。
まだ見たことのない方は、ぜひ1度ご覧になられてみてください。
きっと、子どもの頃の純粋な気持ちを、この映画から感じることができると思います。